今日は簡単更新ですが、前置きが長いです
コッチの病院について、ここ数回ちょっとだけ書いたのですが、日本とは色々違う点が多いんですね〜
例えば風邪をひいてGP(開業医)にかかっても、何もしてくれません
正確には、喉の様子とか熱は測ってくれるけど、風邪って診断が出たら、お薬も何も出ないって言った方が正しいかな
風邪は寝ていれば治るし、抗生剤を出しても意味がないから、何も処方されないんですね
抗生剤が処方されるのは、肺に炎症が起きた時など、自己免疫力では太刀打ち出来ない可能性がある場合ですね
解熱鎮痛剤も、熱が39度以上とかあれば処方してくれるけど、38度台位だったら処方されません
風邪の諸症状は、風邪を治すために身体が反応しているので、それを薬で抑え込んだりはしないんですね~
でも辛い~って時は、皆さんスーパーなどで売っている市販薬を買って来ます
総合病院は、専門医が集まった病院で、GPからの紹介が無ければ、基本診てはもらえません
GPが紹介すると、本当に専門医が必要なのか?どの位の緊急性があるのか?審査されます
もし専門医は必要ないと判断されると、GPに戻されます
専門医が必要と判断されると、その緊急性に合わせて、予約日が決められ、患者にはお手紙で連絡が来ます
今回の私のケースの様に、緊急性が高いと判断され、予約日まで日数が無い場合は、電話でも連絡して来ます
もし突然の体調不良で医者に診てもらう必要がある場合は、GPの当日枠を狙いますが、これには数に限りがあり、1日に診察してもいいとされる人数を超えると、当日診てもらう事が出来ません
翌日まで待てないケースは、総合病院内にある救急に行く事は出来ますが、来た順ではなく緊急度に合わせて診察をする為、風邪とかの場合は何時間も待たされます
因みにインフルエンザでも、対応は変わりません
インフルエンザは風邪の一種という扱いですからね~
緊急度が分からない、救急に行く程なんだろうか?って迷う場合は、相談出来る電話番号があります
そこに電話すると、症状を聞いてくれて、家で寝ていれば良いのか、それとも救急に行った方が良いのか、はたまた救急車が迎えに行った方が良いのか、を教えてくれます
イギリスは医療費が無料なので、ちょっと体調が悪いからと言って気軽に病院に来られてしまうと、本当に医師が必要な患者が中々診てもらえず大変なことになります
その為、ちょっとした怪我や風邪、腹痛、嘔吐下痢などでは、相手にされないんですね
嘔吐下痢で水分が摂取出来ていない場合など、脱水症状が見られれば、点滴などの処置が必要なので、診察してくれます
20年以上前は、ちょっとしたことでも病院に来たり、救急車を呼ぶ人達が大勢いて、また医師不足などもあって、イギリスの医療現場は大変な状態だったんですね
すぐに診察して手術していれば助かっていた患者が中々順番が来なくて診てもらえず、命を落とすケースが多く、その慰謝料に医療費が使われて、現場が回らなくなったりしていました
今は患者の症状と持病、過去の病歴などから優先順位をつけ、また急なケースでも、先ずは優先順位を付ける事で、自己免疫力では太刀打ち出来ず、本当に専門医が必要な人達を優先的に診る仕組みが出来上がり、昔と比べるとかなり改善されました
ただ地域差がかなりあり、田舎の方になると病院不足、医師不足は未だに大きな問題になっています
そのせいなのかな?
去年の医学部入学に必要なレベルが下がったんですよ~
今までは法学部と医学部が一番レベルが高かったのに、去年(今年の初夏)の受験では、数学部が1番レベルが高くなったんですね~(^▽^;)
これには私達もちょっとビックリしました!
私達一家が住んでいる地域はかなり良いのですが、同じロンドンでも、あまり良くない地域もあると聞きますね~
今回心臓専門医に診てもらう事になりましたが、その日は肩の治療の日と重なったんですね
当然緊急性が高いのは心臓専門医の診察
なので私の肩の治療は、別の日に変わりました
が、肩の痛みは命の危険はありません
なので優先順位は低い為、次の治療は1か月後になりました
こんな感じで、緊急性、優先順位の高い低いで、予約日は決められていくんですね
職場も、咳が酷くて明らかに体調が悪い労働者をそのまま働かせたりはしないので、体調が悪ければ休めますし、翌日出勤して来ても、とやかく言われた事は私もパパさんも無かったですね
むしろお互い様だから!と言って、いない間代わりにやってくれた内容の引継ぎをして、体調をいたわってくれました
病気の時休みやすい体制になっていましたね~
症状によっては本人の努力も要求されます
例えば肩の痛み
治療はしてくれますが、自宅で毎日自分で行う事も指導されます
それらをやらないで診察に行くと、治す意思がないと判断されて、治療は打ち切りになります
治してもらうのではなく、自分で治す
医師はその手助けをするって考えの様ですね~
またもや登場!
パパさんの部屋の前に、何故かタオルと空箱、そしてゴミが置いてありました
パパさん、よく色んな物を置きっぱなしにしているんですよね~
空箱にミーヤが入ったので、これはチャンス!と思いパシャリ
ヤバい💦
ミーヤに気付かれた(;^ω^)
この直後、すっと姿を消したミーヤでした(^▽^;)
因みにミーヤが入っていた箱
iPadより若干小さい大きさでした……
ミーヤ……
やっぱりめっちゃ小さいわ……(~_~;)
小さいけど、爪の威力はしっかりあります(笑)
子猫サイズだけど、これでも16歳のおばあちゃんですよ~(*^▽^*)
コメント
iPadの大きさでも虎太郎は入ったら抜けられないかもです(笑)
猫って小さく見られるんで、実際虎太郎見た人は最初の一言がデカッ!です(笑)
ミーヤちゃんそんな小さいんですねぇ~
箱好きですよね(笑)
病院無料だと確かに色々大変ですね。
でも肩も痛いでしょうに1ヶ月かぁ…
また辛抱ですね( ̄▽ ̄;)
そっか~やっぱり風邪くらいではね~(;・∀・)
まあ、私も風邪くらいでは病院には行きませんよ(*^-^*)
私の仕事は、代わりに働いてくれる人がいないのでなるべく休みたくないから、
風邪かな~って思ったらすぐに薬を飲んじゃいます(*´Д`)
それでも1年に1,2回くらいは休んじゃうかな~?
イギリスは医療費が無料?そうなんだね~(*^-^*)すごい!
アメリカと同じで高額なのかと思ってた(+_+)
緊急性がある患者さんからの診察…そりゃ風邪だったら病院行くより、家で寝てた方がいいね(;・∀・)
しかし、1ヵ月後って忘れたころだね~(*´Д`)それまでは自分でもしっかり治療しなくちゃいけないんですね…それで治るのが早くなればいいしね(*´▽`*)
肩の治療まではまだ期間があるけど、無理しないように早く治してくださいね(*^-^*)
箱入りミーヤちゃん、グッドタイミングで撮れましたね~(*^-^*)
お加減いかがですか?
ところで、ワンちゃんの話には全く関係ない所についてコメントします。前年度、前々年度のイギリスの医学部の競争率低下は、ここ二年間ぐらいで、ずっと6000人台だった入学定員を一気に1500人分増やしたからなんです。これまで格差は少ないと言われていたイギリスの医学部間にも、これで大きな上下格差が出てくるでしょう。留年率の高低や、研修医のポジション確保にも、学校間で大きな差が出てくるかもです。医学部の定員増加は、ジェレミーハントがヘルスセクレタリーだった頃の人気取りの施策で、医学部の定員だけ増やしても急に医師は増えないのに(養成に10年かかる上に専門医教育の枠が全然増やせないので結局必要な種類の医師不足解消は難しい)、現場には様々な歪みが出て、大変だと思います。病院は日本に限ります。っていうか、私は獣医師も経験上イギリスは怖いと思ってます。すぐに安楽死を勧めすぎです(うちも安楽死プッシュ後完全復活してその後元気に6年生きた経験が。。。)
こんばんは!
それに付け加えて、実際の合格ラインが下がったんですね〜(^◇^;)
例えばイギリスのトップ大学3校の以前のボーダーラインは、A☆、A☆、AとBMATが最低基準でしたが、この間の試験からA☆、A、AとBMATに下がったんです
数学は相変わらずA☆、A☆、AとSTEPs L2&3が最低基準なので、難易度は数学が上回ったんですね
ただ定員数を増やしただけで無く、実際にレベルも下げて来たんです
専門医とGPの育成は途中で分かれるので、医学生をただ増やしても専門医の数が増えるとは限らないんですね
まあイギリスはもう何十年もGPも医者不足ですからね〜
日本の医療は、一般的な病気の治療や対応はすごいと思いますが、珍しい病気や複雑な病気では、まだまだだと感じますね
ただそのすごい対応は医師達の過重労働によって成り立っています
昔日本のある医師に、日本の医師の労働状態と問題点について、講演会で話して欲しいと言う依頼がありましたが…
その為、表立っていない医療ミスも沢山起きています
実際私は3回も誤診と誤った治療を受けて、大変な思いをしました
今でも『よくその時生き抜いたね〜』ってコッチの医師に言われます
しかもその時のファイルは保管期間にも関わらず廃棄されて、今もそのせいでコッチでの治療に支障があります
医療ミスを訴えられない様にする為ですね
コッチはそんな気は無かったんですけどね〜(苦笑)
コッチの担当医も、日本の病院の対応には呆れていました
しかもその病院は、日本でも結構有名な病院でした
息子も日本の医療の知識と経験不足から、1度危ない状態になりました
どのケースも、コッチだったら問題無く対応出来るものでした
なので病気の内容によるかと思います
コッチの医師と獣医師は、質に差があるので、それもあるかもしれませんね〜(^◇^;)
地域による差も大きいです
日本の様に、質が粒揃いでは無いので…(ーー;)
ただ難しい病気では、日本の病院にはかかりたくないですね
もうあんな経験はしたくないので…
実際私も精神科の関係で、時々日本の患者さんから連絡が来ますが、どれも不必要なお薬を処方されて、その副作用に苦しんでいます
コッチでは考えられない投薬の仕方ですね…
なので一概に日本の医療の方が優れてるとは、現場を見た上では言い切れないですね
獣医師は選べるので、絶対選んだ方が良いです!
質の差がものすごいです!
ほんと、獣医は選ばないと大変ですよね。人間の病院に関しては、うちは家族が医師(新米)+医学部離床課程で、余計こっちの病院はねぇ。。。って強く思っちゃうのかもです。絶対こっちの病院に行くな、入院は厳禁って言われてます(医師の質は良いかもですが、病院運営が。。。笑)。何処の国も、種類の違う色々な問題があるんでしょうね。獣医の安楽死に関しては、こっちは本当にすぐ言う気がします。良い獣医悪い獣医とかいう問題よりも、動物に関する考え方の違いでそう感じるのかもですね。うちは愛猫が強い安楽死お勧めの後に完全復活長寿の経験があるので、余計身構えるのかも。ちなみに、その後に行った大学病院の眼科獣医師教授の診断は、超プロで凄かったです。犬猫を愛する者としては、獣医にあんまり縁がない方が幸せなのは間違い無いですよね。
断然同感ですね!
今はミミもモモも若いから、Vet4Petsで済ませてますけど
もし病気になったら絶対ここって獣医師は決めてます!
パピヨンが肝臓病で闘病していた時も、最後の最後まで諦めないで、粘り続けてくれました
またVet4Petsの獣医師達の中でも、腕に差があるので、いつも病気を疑う時はお気に入りの獣医師を指名しますね
獣医師は私達が選べるので、絶対選ばなきゃダメですね
それと、救急時の病院も、獣医師の所属によって違うんです
その救急病院の差も結構大きいんですよ
だからどこの救急を使っているのかも、チェックが必要ですね〜
若い時は元気でも、7歳を過ぎた頃から色々出て来ますからね
若い間にチェックしておいて、いざと言う時最先端で正確な診断と対応をしてくれる獣医師探しは大事ですよね〜
人の方ですが、今はコッチの病院も、お金を出せばNHSでは対応していない最先端技術での治療が受けれます
もちろん高いですが(^◇^;)
得意不得意分野があるので、日本の方が優れている分野もあれば、こっちでないと対応出来ない分野もあるんですね
白人には少なくて、黄色人種や黒人に多い病気もあります
それらは断然日本ですね
ちょっと良いとこ取りですが(笑)
入院設備は…と言うより、食事とナースの対応は、断然日本ですね(笑)
きめ細やかな気遣いは、日本人には敵いませんw
食事も、コッチのはちょっと…(^◇^;)
コッチの療養食は食べた事が無いけど、入院食はドが付く不味さです…(ーー;)
ただ、私の様なアレルギーの百貨店だと、コッチの病院ですね
日本の病院で入院した時は、対応出来ないってハッキリ言われました
お陰で毎日パンだけかじってて、足りない栄養分は点滴でした
コッチの病院は対応出来るので…
正直コッチの病院は、もう少し美味しく作って欲しいわ(苦笑)
幸いにも私達は選べる状況にいるので、上手く選んで長生きしたいですね〜(*^▽^*)
まぁ。
病院の考え方が私と一緒だわぁ
相棒もこのブログを読んで
何でもかんでも病院に行かせようとせんくなればいいのにぃ。
基本私は自己治癒能力を滅茶苦茶信じているひとなんで(笑)
そして学んだヤクルトの知識を活用するのだぁー٩(ˊᗜˋ*)و✧
ミーヤさん小さい。
そしてご長寿猫子様なのにお元気っ。
これは猫股になる予感が・・・(笑)
むむっ!
どしたのだろう。
これは裸の測定値なのだろうかっ!!!
たった一粒を巡って
血眼の唸りあいが!!!
で唸るだけなんだよねぇ(笑)
仲達はご飯バッキューム食べなので
食い散らかすしめちゃくちゃ早食い。
そして食べると速攻去って行く(´∀`*)ウフフ♡
私もいまだこのパレットを使っておらず。
この調子だと何年手元にあるのやら。
うちにあるiPadと同じ大きさかしら?
ミーヤちゃんちっちゃ〜〜い!!